(味噌 その20)○ 「デカ王 2.0 シャキシャキもやし味噌 香るジンジャー&ガーリック」(日清) お腹が思いっきり満足してしかも美味しいということでお馴染みとなっているデカ王2.0のシャキシャキモヤシがさらに良い香りとなって登場しました。 ジンジャーとガーリックの香り漂う味噌ラーメンということですが、やはり目につくのは洗面器のような大きなカップ。はたして、飽きずに完食できるのか不安です。 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺を軽くほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。たしかにジンジャーとガーリックのとても良い香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。香り以上にガーリックの風味がしっかりと伝わってくるといった感じで、ジンジャーのおかげで身体がポカポカとしてきそうです。 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類。モヤシとニンジンはレトルト具材ということでシャキシャキ感を楽しむことができ、味噌スープに欠かせない存在ですね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめなのですがそんなに気になるほどではなく、何よりもタップリと入っているのでお腹いっぱいになります。 ジンジャーとガーリックの風味とシャキシャキ感のあるモヤシを心ゆくまで楽しむことができる一品。こんなにボリュームがあるのに最後まで美味しくいただけました。 ○ 「佐野実 限定 味噌らあ麺」(明星) 人気ラーメン店ブームの火付け役といっても過言ではない支那そばや店主の佐野実氏。その佐野実氏の限定味噌らあ麺がカップ麺となって登場しました。 ぶっきらぼうな喋り方と鋭い視線でお馴染みとなっていますが、ラーメンにかける情熱からくるものです。その情熱が詰まった一杯はどんな味わいなのか楽しみですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。味噌にしては澄んだスープが目の前に現れるとともに、食欲をそそるスパイスの香りがしました。 早速、スープを一口いただきます。見た目と同様にスッキリとした口当たりなのですが、味噌の甘さとスパイスのキレの良さが一緒になっていて何とも絶妙な味わいです。 具は挽肉、キャベツ、モヤシ、ニンジン、長ネギの5種類といった味噌ラーメンらしいラインナップとなっており、スープの美味しさを邪魔しない味わいとなっています。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、少し厚めの手打ち麺のような感じとなっているので、喉ごしの良さと麺そのものの味わいというのを楽しむことができます。 キレのある味わいとなっている味噌スープとコシのとても良い麺の美味しさが心に残るような一品。さすが、味に妥協をしない元祖ラーメン職人の一杯だなと思いました。 ○ 「札幌 焦がし味噌ラーメン」(エースコック) 札幌といえば味噌ラーメンなのですが、今回はその味噌を焦がして香ばしさを楽しもうといったカップ麺の登場。その名も札幌焦がし味噌ラーメンとそのまんまです。 焦がし醤油というのはよく聞きますが、焦がし味噌というのは結構珍しいと思います。味噌を焦がしたことによりどんな味わいとなっているのか食べるのが楽しみですね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌の香りが漂ってくるといった感じで思ったよりも焦げ臭さはありません。 まずはスープを一口いただきます。口当たりはサッパリとしており、焦げた味わいというよりも八丁味噌を思い出すような味わいとなっているので美味しくいただけます。 具は挽肉、キャベツ、モヤシ、唐辛子、長ネギの5種類といった味噌ラーメンらしいラインナップ。特にシャキシャキとしたキャベツとモヤシの食感は欠かせないです。 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、札幌ラーメンにピッタリの黄色くて太めとなっています。喉ごしの良さに加えてスープもよく絡むのでとても美味しいです。 味わい深い味噌スープとコシのあるちぢれ麺がとても印象的な一品。味噌を焦がしたことにより、普通の味噌スープよりもコクとマイルドさを楽しめるといった感じです。 ○ 「東京野方 花道 濃厚 辛味噌ラーメン」(寿がきや) 数多くの人気ラーメン店の一杯がカップ麺となっている中、東京野方の人気ラーメン店である花道の濃厚辛味噌ラーメンが店主監修の元カップ麺となって登場しました。 新進気鋭!という四文字がとてもワクワクさせてくれるといった感じです。今まで味わったことのない新鮮な味わいのある辛味噌ラーメンというのを楽しめそうですね。 お湯を入れて5分、蓋を剥がして麺をほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌の香りが漂ってくるとともに辛そうなスープが現れました。 早速、スープを一口いただきます。味噌の酸味とコクが広がってくるとともにキレのある辛さを楽しめるといった感じで、かなり濃厚な味わいとなっています。 具はチャーシュー、モヤシ、ニラの3種類となっており、チャーシューは噛めば噛むほど味わい深くなるタイプでニラとモヤシは味噌スープにとてもよく合う味わいです。 麺はノンフライの平打ち麺となっており、ちぢれているのでスープがよく絡んでくれるとともに、しっかりとしたコシというのがあるのでとても美味しくいただけます。 濃厚で風味を堪能できる辛味噌スープとしっかりとした麺のコラボを楽しむことができる一品。心地良い辛さとなっているので最後の一滴まで楽しくいただけました。 ○ 「ラ王 旨味豚コク味噌」(日清) 生めんタイプのカップ麺として世に君臨していたラ王。製造終了を受けてガッカリした人が多かったのですが直ぐに次世代ノンフライ麺として生まれ変わりました。 今回は旨味豚コク味噌ということですが、スープの味云々よりも「日清史上、最高傑作」と言い切るくらいに自画自賛する次世代ノンフライ麺の味の方が気になりますね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。特徴ある八角形のカップからかなり本格的で芳醇な味噌の香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。一口いただいただけでも味噌の風味の良さが伝わってくるといった感じで、ピリッとした辛さとコク深い味わいもなかなか良いですね。 具は挽肉、モヤシ、コーン、ゴマ、長ネギの5種類。味付けされた挽肉はスープによく合う味わいで、モヤシのシャキシャキ感とコーンの甘さもスープにピッタリです。 麺はノンフライということなのですが、生めんに近いような感じとなっており、舌触りの良さとコシの強さに加えて麺そのものの風味というのも楽しむことができます。 コクがあって味噌の風味が本格的なスープと食感の良さが抜群の麺との組み合わせはまさに最強と言っても過言ではない一品。間違いなく食べて美味しい一杯です。 ○ 「大吉 北海道限定 もやし入りみそ」(エースコック) おみくじ付きカップ麺として長きに渡って愛され続けている大吉。その大吉の北海道限定バージョンからもやし入りみそが登場しました。 おみくじが当たったら旭山動物園のパスポートがプレゼントされるとのことですが、行くのがとても大変なので万が一当たっても思いっきり喜べるとは思えないですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。いただく前におみくじを確認したのですが予想どおりにハズレてしまい、何故か少しガッカリとしてしまいました。 まずは、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりで、口一杯に生姜の風味が広がってくる感じとなっており、昔から親しみのある味噌風味も味わえます。 具は挽肉、キャベツ、コーン、モヤシ、長ネギの5種類。味付けされた挽肉とキャベツのシャキシャキ感も良いのですが、モヤシの存在も味噌に欠かせないと思いました。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、程良い麺のコシを楽しむことができることに加えて、生姜の風味も染みこんでいるような味わいなので美味しいです。 生姜と味噌の風味が心と身体をポカポカ温めてくれるような一品。この一杯の売り上げの一部は旭山動物園に寄附されるとのことですので、どんどん食べると良いです。 ○ 「北海道限定 北海道 かにラーメン」(とかち麺工房) 北海道に来てくれた観光客のために作ったということで、北海道のお土産屋さん限定で販売されているカップ麺の登場。その名も北海道かにラーメンです。 北海道の名物といえばカニということで、そのカニの旨味がしっかりと溶け込んでいるとのことです。カニの風味と味噌味スープの醍醐味を楽しめそうな感じですね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてから、最後にレトルト具材を乗せれば完成。カニのとても良い風味が漂ってきて食欲をそそられました。 まずは、スープを一口いただきます。芳醇な味噌の風味とともにカニのエキスも味わうことが出来るといった感じで、味付けの濃さもちょうど良いので飲みやすいです。 具はカニ、長ネギの2種類となっており、カニは紅ズワイガニのレトルト調理品ということで本格的な風味と味わいを楽しむことができ、ボリューム的にも満足です。 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りで少し柔らかめとなっていますが、スープがしっかりと絡まるとともにカニの風味も染みていて美味しいです。 本格的なカニの風味と味噌の美味しさをまとめていただくことができる一品。特に本物の蟹が入っているので、お土産として買っていくには最適な一杯だと思います。 ○ 「凄麺 メガカップ 超大盛 きゃべ辛味噌ラーメン」(ヤマダイ) 凝ったスープと具材に合わせた麺で本格的な美味しさを演出していることでお馴染みとなっている凄麺シリーズから超大盛のきゃべ辛味噌ラーメンが登場しました。 麺が2玉入っているメガカップシリーズということでちょっとした洗面器のようなカップとなっていますが、飽きずに食べられる美味しさとなっているのか楽しみです。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌の芳醇な香りとともにキャベツ特有の香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にピリッとした辛さを感じることができ、味噌の風味もしっかりと楽しめるといった感じで美味しくいただけます。 具はキャベツ、ニンジン、長ネギの3種類となっており、特にキャベツはシャキシャキ感と甘さというのを楽しめるばかりか、ボリューム感があるので食べて満足です。 麺はノンフライのややちぢれ麺。滑らかな舌触りで味噌スープによく合う太めの麺となっており、なんと言っても麺が2玉入っているのでとても食べごたえがあります。 キレのある辛さの味噌スープと一緒にいただくボリューム感満点の麺を楽しむことができる一品。これだけの量なのに最後まで飽きることなく美味しくいただけました。 ○ 「仙台 辛味噌ラーメン」(エースコック) 杜の都といえば東北の大都市である仙台。その仙台ならではの一杯といえば辛味噌ラーメンなのですが、その味を手軽に満喫することができそうな一杯が登場しました。 その名も仙台辛味噌ラーメンとそのままなのですが、ネーミングよりも味の方が大切です。特製辛味噌ペーストの辛さが食欲をさそうと書いてあるとおりに楽しめるのか。 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると味噌に加えて豆板醤と和風出汁の甘い香りが漂ってきました。 まずは、スープを一口いただきます。一瞬、ピリッとした辛さを感じるのですが、直ぐに出汁の甘さと味噌の風味を感じることができるような美味しさとなっています。 具はチャーシュー、キャベツ、長ネギの3種類。チャーシューは噛むほどに味わい深くなるタイプで、長ネギは大きめにカットされているので甘さと風味を楽しめます。 麺はノンフライのややちぢれ麺。味噌ラーメンによく合う太めとなっており、一見してタマゴ麺のような感じもしますが癖が無くモチモチとした食感なので美味しいです。 甘辛で風味のあるスープと本格的な食感を楽しめる麺とのバランスがとても良いと思えるような一品。見た目よりも飲みやすい辛さ控え目のスープとなっています。 ○ 「飲み干す一杯 肉だれ味噌ラーメン」(エースコック) どうしても飲み干したくなるような旨いスープを手軽にいただけるということでお馴染みとなっている飲み干す一杯シリーズから肉だれ味噌ラーメンの登場です。 ローストした肉をすりつぶして赤みそと合わせた濃厚な肉だれ味噌を加えるということで、普通の味噌スープよりもコクのある味わいを楽しめるということが嬉しいです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。やはり、普通の味噌スープとは違う肉だれのとても良い香りがしてきて食欲をそそられました。 早速、スープを一口いただきます。程良い脂分があるので滑らかな舌触りとなっており、濃いめの味噌味と肉だれの風味がとても良く、ピリ辛加減もちょうど良いです。 具は挽肉、モヤシ、唐辛子、長ネギの4種類。挽肉は醤油ベースで味付けされていて良い味わいとなっており、味噌ラーメンによく合うモヤシの食感も良い感じですね。 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して2で割ったような感じとなっており、ツルツルとした舌触りで柔らかめなのですがスープがよく絡むので美味しいです。 肉だれが入ることによっていつもと違った濃い味噌スープを楽しむことができる一品。縦型カップではなくどんぶり型でもっとスープを飲みたくなる味わいでした。 |